闘病記 2011年5月31日


<昨日の補足>
昨日彼女が言っていたが、今まで酸素濃度70台になっても「しんどい」という感じはなかった。
だが、今では90台を切るとしんどくなって来るらしい。今まで低酸素で体が慣れてしまっている
状態だったのだ。しんどくなるという事は体が正常に反応し始めてるという事だ。
やはり座っているよりも横になっている状態のほうが酸素濃度は上がる。現在血糖値は正常な値です。

話すのがしんどい場合は電子手帳の様なモノを使って話したりしますが、話せない訳ではありません。
バイパップをずっとやってると声が枯れてしまう様です。

<本日>
13時ぐらいにドナーであるお母さんの病室へ。お母さんは積極的に洗濯をしていた。かなり歩ける様
にはなってるのだが、まだ抜糸していないので無理は禁物。今日のお昼も3分の2ぐらいは食べていた
ので食欲もかなり戻って来た様だ。

「シュークリーム買って来て!許可もらった!」

少し好きなモノも食べれる様になったので嬉しかった。昨夜は痛み止めが切れていた様で、痛みで眠れ
なかったらしい。

お母さんの薬(メキシチールカプセル毎食後・タケプロンOD錠1日1回・デパス錠1日1回・レタスミン
コーワクリーム1日2回)

彼女のお見舞い行ってる間、お母さんは初クシャミをした。少しずつ本当に戻って来ている事を実感した。
明日半分抜糸 あさって残りの抜糸。

14時半にお母さんとHCUへ。39度5分の熱が出ていた。すぐ解熱剤とアイス枕。熱は出ていたけど話は出来る
状態。話してる時に担当主治医の先生が来て話を聞いた。
今現在呼吸がぎりぎりの状態。呼吸器を付けるかどうか悩むところらしい。このバイパップで無理やり呼吸
させている状態は1週間続けばかなりしんどくなるらしいので呼吸器に変わる可能性もある。熱も解熱剤が
効いている間は下がっているけどすぐに上がる。腹水も溜まってるが、今出すかどうか悩むところだと先生も
言っていた。肝機能はよくなって来ているらしい。肺の機能がもう少し上がってくれないと何とも言えないみたいだ。

17時 2度目のHCUへ。熱は下がっていて、少し元気な状態でした。呼吸のリハビリが始まったみたいで、
片方の肺の動きを良くする為に頑張っています。彼女と彼女のお母さん曰く「肺が頑張れる様にみんな元気玉を
送って下さい」との事です。

先生と話が出来て、熱の原因の菌が分かったとの事。免疫抑制剤を止めて一旦その菌を抗生物質で攻撃して
様子をみる。その菌がどこから来てるか分からないとの事。順調だと言ってくれた(熱は想定内)。

19時ぐらいにもう一回行ったら元気でした。冗談を言ったり笑ったりしていました。バイパップで話しづら
そうでしたが、肺さえもう少しだけ元気になれれば楽になれそうです。

今現在、左手で痰を取ったりするでとてもやりにくそうでした。(菌を調べるのに右手で点滴をしているから)
バイパップを外し、ティッシュを取って、タンを取って、そのティッシュをゴミ箱に捨てて、バイパップを付ける。
この一連の動作を左手だけでしなくてはならないからです。

次の闘病記
前の闘病記

mixi小林由佳アカウント

小林由佳アメーバブログ

ご連絡・お問い合わせはこちらへ
(株)くくり企画・長谷川
k-hase@ye4.fiberbit.net